【映画日記】『アダルトボーイズ 遊遊白書』『Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?』『ピンチ・シッター』
今週のお題「ふつうに良かった映画」
①『アダルトボーイズ 遊遊白書』(2013)トータル成績 1億3300万ドル
『ゴーン・ガール』でもネタにされていたアダム・サンドラー映画だけど、笑えて泣けるプログラムピクチャーとして実に素晴らしい作品群だと思う。
特に本作は前作にも増してスラップスティック度合いが高く、日本人でも大いに笑えること確実。裏テーマが「アイラブ80年代」なので、バブル世代の人には堪らない映画かも。
②『Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?』(2007)トータル成績 3300万ドル
Mr.ビーンの劇場版第二作。前作はビーンが単なる良い人に成り下がって安い話だなーと思ったけど、今回はきちんと歩く災害のロードムービーだったのでとても面白かった。けど一番笑ったのはカンヌで流れたウィレムデフォー監督のオレ様映画。英国コメディらしい洒落た悪意が随所で効いていて実にスマートな映画だと思う。
③『ピンチ・シッター』(2011)トータル成績 3000万ドル
『スモーキング・ハイ』の監督とジョナ・ヒルが組んだR指定キッズコメディ。
大傑作『スーパーバッド 童貞ウォーズ』の流れを汲んだ、一夜の乱痴気騒ぎからダメ人間が成長していく青春映画。陳腐でご都合主義的かもしれないが、幾多のお約束をしっかり守って映画を一本作るって難しいよなあ。
明日はボックスオフィス結果発表です!
(続く)