【今週の全米ボックスオフィス】アメリカン・スナイパーがもはや社会現象化!
1位・アメリカン・スナイパー 6,436万ドル トータル 2億13万ドル
強い。拡大公開から二週目で推定2億ドル超え。前週比−27.9%は前週の成績を考えると、ごくごく最低限の減少率にとどまった印象。
元々イーストウッド作品は限定公開→口コミ拡散→拡大公開→安定した支持層のおかげで堅調な興行成績。という「鉄板興行」がお約束なんですが(ウディ・アレン先生、PTAさんもそんな感じ。)、にしても今作は飛び抜けて大当たり。
批評家受けはというと、
American Sniper (2014) - IMDb IMDbでは10点満点で7.6点、
http://www.rottentomatoes.com/m/american_sniper/ ロッテン・トマトも72%フレッシュと、当たり前の様に高水準。
イーストウッド神の手腕もさることながら、絶賛を浴びているのがブラッドリー・クーパーのクリス・カイルなりきりっぷり。多くの評論家が「クーパーのベスト・パフォーマンス」と称讃しています。
全米メディアは公開前からこの映画を報道番組でも取り上げて、一部では戦争美化やプロパガンダ的との批判もありましたが、そのセンセーショナリズムもヒットの大きな要因となっています(バトル・ロワイアル!)。予告編のインパクトも大きかったなぁ。
この調子でいけばトータル3億3000〜5000万ドルは堅いでしょう。来月もブロックバスター作品は見受けられないので、向かう所敵なしの状態が続くかもしれません。
とにかく早く観たい!
↓最近のイーストウッド映画では、誠実に描きすぎて実に変態チックなコレが大好きです。
(続く!)